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バレエQ&Aコーナー48 後編【きれいにアラベスクをする方法】

レッスン バレエと体 バレエのトレーニング 2024.09.17

皆さん、こんにちは!
イーバレリーナスタッフのErikaです。

バレエQ&Aコーナーでは、皆さんからの質問を共有しながら、皆で一緒にバレエに対する理解を深めていく、参加型コミュニティのコーナーです♪


Q. きれいにアラベスクをする方法  

おとなになってバレエを始め、20年ほどです。
先日バレエの発表会が終わり写真を見てみると、アラベスク(※)のポーズがどれも自分が思っていた形と違い、驚愕しました。

自分では足もだいぶ上がるようになり、膝もしっかり力を入れて伸ばしていて、身体もひきあがって、完璧なアラベスクが出来ているイメージでした。

でも実際は、膝が曲がり、足の高さは60度くらい、なんといっても上半身が捻じれていて首が前へ出ており、苦しそうなアラベスクの形をしていて、優雅な姿には見えませんでした。

これから足をまっすぐ、できれば90度まで上げたい。
上半身の軸をまっすぐ、首を長くきれいなポーズをとるためには、どうしたらいいでしょうか。

(※)片足を軸としもう一方の足を後方へ上げるポーズ

ホワイトパール様より


今週はスタッフから回答させていただきたいと思います。
お役にたてると嬉しいです(*^^*)


A. 回答メッセージ 

ホワイトパール様、ご質問ありがとうございます。

綺麗なアラベスクをするポイントをご紹介します。

《1》 まず、きれいな形を作るために・・・

骨盤と両肩が平行になっている事を意識します。
手を前に出している方の肩が手先につられて前に出ていると首も短くなり苦しそうなアラベスクになります。
身体の軸を上に引き上げ、上半身の長方形の形は崩さない様に気を付けましょう。
また、右手を前に出し、左脚を後ろに上げたアラベスクの場合、左脚と右の肩甲骨がゴムで引っ張られているイメージをします。
右の肩甲骨が前へ出すぎているとゴムは切れてしまい、左脚が真後ろではなく外れて上がっていてもゴムは切れます。
対角線上の脚と肩甲骨が引き合っているイメージをすると足もぐっと上がり形が崩れにくくなります。
ストレッチバンドを使って、このゴムに引っ張られている感覚を実践してみると効果的です。

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【サンシャ】91AH0001 ストレッチループバンド(ブルー)



《2》 また、高く脚を上げるためには・・・

背筋と柔軟性も必要となってきます。
四つん這いになって片脚を後ろに上げるトレーニングも効果的です。
その時、後ろ脚がアンディオール(※股関節から外旋させること)になっていることを意識して、つま先と膝をしっかり伸ばします。
腰や背中に痛みがでないよう気を付けておこなってください。
お尻の筋肉が固くなり筋肉を使って脚を上げていることが意識できると思います。
始めは上がりにくくてもやっていくうちに高さが出てきます。
腰や背中が痛くならない様、無理をしない様気を付けながらやってみてください。

まずは《1》を意識し、足の高さよりも形の綺麗さを重視してください。
脚が高く上がっていても身体が捻じれていてはきれいなアラベスクにはなりません。
たとえ低くても、首が長く軸がしっかりしていれば美しく見えます。

バーレッスン、センターレッスンからの積み重ねでもあるので、 次の発表会では前回よりもっときれいなアラベスクの写真が撮れることを目標に頑張ってください。

応援しています(*^-^*)

スタッフE



いかがだったでしょうか?
ご参考にしていただけたら嬉しいです。

来週は Q&A【レッスンの動きを覚えるコツと練習方法】の皆さまからの回答発表です!
お楽しみに♪




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