バレエQ&Aコーナー44【スプリッツ(前後開脚)ができるようになりたい】後編
皆さん、こんにちは!
イーバレリーナスタッフのErikaです。
バレエQ&Aコーナーでは、皆さんからの質問を共有しながら、皆で一緒にバレエに対する理解を深めていく、参加型コミュニティのコーナーです♪
30代でバレエを始め10年ほど経ちました。
大人クラスで緩くのつもりでしたがバレエにはまり、発表会にも2回でました。
緩く楽しくレッスンをしていますが、スプリッツの時間は苦痛です。
それぞれのペースでやるのでお尻が床につかなくてもいいのですが、やはりペタッとついている人が羨ましいです。
今は、スプリッツが付くことを目標に頑張っています。
お風呂上りに毎日の柔軟以外にこれをやったらつくようになったなどアドバイスがあればお願いします。
ちなみに小学生の娘もスプリッツがつきません。
生まれつき身体の固い体質でもつくようになりますでしょうか・・・
ゆいゆい様より
今週は、スタッフから回答させていただきたいと思います。
お役にたてると嬉しいです(*^^*)
ゆいゆい様ご質問いただきありがとうございます。
身体が硬いと、柔軟の時間は苦痛に感じてしまいますよね。。。
私も元々身体が柔らかいタイプではなかったので、お気持ち良くわかります。
スプリッツ(前後開脚)ですが、前足と後足で柔軟性が必要な筋肉が変わってくるので、2か所の筋肉にアプローチをかける必要があります。
開脚をしようとした時にどこが痛いか、まずは確認しましょう。
・開脚の動きをしたときに前足の裏腿が痛い方
→裏腿、ハムストリングスの柔軟性が足りていない可能性があります。
前屈のストレッチを重点的に行うのがおすすめです。
・開脚の動きをしたときに後足の前腿が痛い方
→前腿、大腿四頭筋の柔軟性が足りていない可能性があります。
片膝立ちになった状態で、体重を前足にかけると足の付け根から前腿に伸びを感じると思います。 余裕な方は後足のかかとを持つとより負荷がかかりますよ。
また、柔軟をする際に気を付けたいことは、呼吸をとめないことと、イタ気持ちいい位でキープすることです。
ストレッチをするタイミングとしては、身体が温まっているお風呂上りが良いです。
身体はすぐに柔らかくならないので、日々の積み重ねがどうしても必要になるかと思います。
あまり焦らず、自分の身体と向き合ってみて下さい。
親子そろってスプリッツがつく日が来るよう応援しています!
スタッフM
先週のお客様のご回答やスタッフMのアドバイスにあるように、やはり伸ばす筋肉を意識し、いきなり180度開こうとせず、腿の前側、ハムストリングス、股関節を徐々にやわらかくしていく必要があります。
ストレッチのタイミングですが、お風呂上りはもちろん、レッスンの際はおそらくバーレッスンの最後にスプリッツをする場合が多いかと思いますが、全部のレッスンが終わった後のクールダウンの時ももう一度、スプリッツに挑戦するのがおすすめです。
身体が一番温まっているのでバーレッスンの後より開きやすいのが実感でき嬉しくなります。
私も身体が固かったのでスプリッツには苦労しました。
小学生の頃、発表会の振り付けにスプリッツが入ってしまい、どうしてもつけなければいけない状況になりました。
おそらく、全員出来るようになるため先生が振り付けに盛り込んでくれたのだと思います・・
その頃は子供だったのでとにかく毎日必死に柔軟をし、母に上から押してもらいながらつけた記憶があります。
しかし、バレエを長くお休みする期間があるとまたつかなくなる、の繰り返しでした。
大人になって、また無理につけようとして筋を痛め、しばらくスプリッツだけでなくジャンプやパンシェ(片足を後ろに上げ、上体を前へ傾けて足を90度以上上げる姿勢)もできない時期がありました。
反動をつけたり力任せにストレッチすることは絶対にしてはいけないと学びました。
子供でもきちんと伸ばす筋肉を考えながらゆっくり丁寧に訓練していかないと、一時的についてもまたすぐ固くなってしまいます。
親子で一緒にポーズを取りながら徐々に開いていくように、身体を大事にしながら是非頑張ってください。
応援しています。
スタッフE
いかがだったでしょうか?
ご参考にしていただけたら嬉しいです!
来週は Q&A【発表会、子供の待ち時間の過ごし方】の皆さまからの回答発表です!
お楽しみに♪
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