バレエQ&Aコーナー42【好きなバレエ演目】後編
皆さん、こんにちは!
イーバレリーナスタッフのErikaです。
バレエQ&Aコーナーでは、皆さんからの質問を共有しながら、皆で一緒にバレエに対する理解を深めていく、参加型コミュニティのコーナーです♪
みなさんの好きなバレエ演目を知りたいです!
何かおすすめ、人気の演目があれば観てみたいと思っています。
nono様より
今週は、スタッフから回答させていただきたいと思います。
お役にたてると嬉しいです(*^^*)
私のおすすめの演目は「ラ・バヤデール」です。
エキゾチックな雰囲気とドラマティックな展開が特徴のバレエですが、たくさんの見所があります。
何と言っても外せないのは「影の王国」の場面。
舞台上にセットされたスロープの坂を、コールドバレエ(※1)のダンサーが1人ずつアラベスク(※2)で降りてくるところから始まりますが、とても幻想的で世界観に引き込まれます。
全員が地上にそろってからの群舞も圧巻で、何度見ても感動する大好きな場面です。
コールドバレエというと、白鳥の湖をイメージする方が多いと思いますが、ラ・バヤデールも美しいコールドバレエが見られる作品としておすすめです。
またこの作品には、主役ニキヤのほかにガムザッティという女性が登場します。
ガムザッティも主役級のダンサーがキャストされることが多いので、主役級のバレリーナが、一度に二人も見れる珍しい作品でもあります。
二人がソロル(ニキヤの恋人)を奪い合う場面は、迫真の演技を見ることが出来ますよ。
最後に簡単なあらすじをご紹介致しますので、気になった方は是非一度、見て頂けたら嬉しいです。
【あらすじ】 二人の婚姻の宴でニキヤは、悲しみながらも花かごを持ち踊ります。 後悔と悲しみの中、ソロルはニキヤと夢の中で再開を果たしますが。。。 |
(※1)コールドバレエ:フランス語でバレエ団、またはバレエ団のダンサーが構成する集団のこと。ソリスト以外の、群舞や大人数の情景を担当するダンサーをひとまとめに指していう。
(※2)アラベスク:片脚で立ち、反対の脚を後ろにまっすぐ伸ばしたポーズ。
スタッフM
私が好きな作品は・・・子供の頃は「眠れる森の美女」が大好きでした。
特に3幕の結婚式の場面は、赤ずきんちゃんやシンデレラなど様々なキャラクターが出てくるところが好きで何度も映像を見返したりマネして踊っていました。
プリンセスや物語が好きな女の子と鑑賞するにはお勧めです。
大人になって好きになった作品は「ラ・シルフィード」です。
ふわふわと広がるロマンチックチュチュが妖精の軽やかさを表現し、可愛く無邪気な妖精のキャラクターが魅力です。
初めて観たとき、本当に飛んでいるかのように見えるバレリーナの姿に感動しました。
ロマンチックチュチュでは足先しか見えませんが、足先の細かい動きをするテクニックも見どころの一つです。
地上から浮いて移動しているように見える瞬間があります。
シルフィードは人間が触れると死んでしまう妖精なので、1幕の主人公ジェイムズとのバ・ド・ドゥ(※3)では触れることなく踊る掛け合いなど、ほかの作品のバ・ド・ドゥと一味違います。
あげるときりがないほど、好きな作品はたくさんあります。
1度で感動する作品、何度か見ているうちにハマっていく作品、いろいろありますので、是非機会がありましたら様々な作品に触れてみてください。
(※3)バ・ド・ドゥ・・・バレエで男女が一対になって踊る踊り。
スタッフE
いかがだったでしょうか?
ご参考にしていただけたら嬉しいです!
来週は Q&A 【バレエでダイエット~足~】 の皆さまからの回答発表です!
お楽しみに♪