バレエQ&Aコーナー36【舞台メイクについて】後編
イーバレリーナスタッフのErikaです。
バレエQ&Aコーナーでは、皆さんからの質問を共有しながら、皆で一緒にバレエに対する理解を深めていく、参加型コミュニティのコーナーです♪
【舞台メイクについて】
今年、娘は初めて、私は子供の頃以来20年ぶり発表会にでます。
子供はベースメイクのみ親が行い、その他のメイクは教室の方がやってくださいます。
大人は自分でメイクをするので教室でもらったプリントやネットで解説の動画を見ています。
基本の道具は揃えましたが、これを持っておいたら良い、化粧をする際やメイク直し、メイクを落とす際のちょっとしたコツなどあれば知りたいです。
fukufuku様より
今週はスタッフから回答させていただきたいと思います。
お役にたてると嬉しいです(*^^*)
ご質問ありがとうございます!
先週お客様からいただきました、持ち物のアドバイス(綿棒、パフやスポンジの予備、薄手のタオル、大きめの手鏡、箱のティッシュ)の他に、用意しておいたらいい物や、コツをご紹介いたします。
●コールドクリーム
メイク下地、メイク落とし両方に使えます。
メイク前にコールドクリームを顔に塗り、コットンで軽く拭き取ります。 舞台メイク用のファンデーションは刺激が強いので、コールドクリームを薄く塗っておくことで膜ができ肌荒れを防ぎます。
また、汗や汚れをふき取ることで化粧乗り、ファンデーションの伸びもよくなります。
メイク直しの際も綿棒にコールドクリームをつけて直したい部分(アイラインや眉毛)を消します。
発表会終了後は顔にべったりとコールドクリームを塗り、メイクとなじませ、コットンやティッシュでふき取っていきます。
楽屋の洗面台は数が限られますし、周りを濡らしてしまう恐れがあり、洗顔でのメイク落としはほぼ不可能ですので、ふき取ってメイクを落としましょう。
●予備のつけまつげ
ケースから出した際に落として見つからない!ノリが変なところに付いてつけまつげがボロボロに!等のトラブルに備え、お守り代わりに予備を持っておきましょう。
●扇子やハンディータイプの扇風機
アイライン、つけまつげのノリを早く乾かすのに便利です。
乾く前に目を開けてしまうと上瞼にアイラインやノリが付いてしまうのでしっかり乾くまで目をつぶっておくのがきれいに仕上げるポイントです。
●プールタオル
ケープ代わりにします。
子供だと膝のあたりまでくるのでメイク中、タイツも汚れから守れます。
楽屋での待ち時間が寒い時にはかぶってもいいし、着替えの合間などで子供がお手洗いに行く際、タイツの上からタオルだけかぶって行けば楽です。
食事をする時はエプロン替わりにも使えます。
●化粧水・保湿
メイクを落とした後、お子様でも肌の負担がかかり荒れることがあるので化粧水、保湿液、クリームなど持参しましょう。
オールインワンのものが手軽でよいとお客様からの回答でもありました。
●普段使いの化粧品
発表会が終わってメイクを落とし、みんなで楽屋で記念撮影。
来てくれたお友達に会場で会う機会もあるかもしれません。
その時、すっぴんになってしまうので大人の方は簡単に化粧のできる道具を忘れずに。
後は、事前に家で何度かメイクの練習をしてみましょう。
慣れれば早くメイクができるようになりますし、特に眉毛、アイラインは練習あるのみ。
失敗して描き直していては汚くなっていきますし、慎重に描こうとするとラインが震える・・眉毛も普段のメイクとは違うので、どのぐらい太く濃く描けばいいか経験を積むとわかってきます。
自分に似合う眉毛の形が見つかったら写真に撮って残しておきましょう。
お客様からのアドバイスにもありましたように、お子様も事前に家でメイクを試してみると肌に合わなかった場合、本番では化粧品を代える等の対応ができますね。
メイクは楽しいですが慣れるまでは心配事も多いですよね。
経験を重ねればメイクの腕も上達しますし、自分にあったメイクも分かってきます。
本番では満足のいくメイクに仕上がりますよう応援しています。
スタッフEより
いかがだったでしょうか?
ご参考頂けたら嬉しいです。
次回は Q&A【レッスン中の質問について】の皆さまからの回答発表です!
お楽しみに♪