バレエコラム　親子4人でバレエ発表会までの道のり！～第２幕～

こんにちは。バレエスタッフのあずママです。

このコラムでは、私たちが通っているバレエ教室の発表会に、親子４人（長女、次女、三女、私）で出演するまでを、リアルに書きたいと思います。

前回は、子供たち3人の練習の様子を書きました。
今回は、大人クラスに通っている私の発表会に向けての奮闘を書いていきます！

私たちが通っているお教室の大人クラスには、初心者クラスと中級から上級者向きのクラスがあります。

中級から上級者クラスは、不定期で月に５回～7回ほど開催されています。その中で都合がつく日に予約をして、レッスンに参加します。私は、そのクラスに毎月４回以上はレッスンに参加するようにしています。

私と同じく、娘と一緒にバレエをやっているママさんや、大人になってからバレエを始めた方も同じクラスにいて、年齢層やバレエ歴もさまざまです。ですが、みんなバレエが大好きな気持ちは同じ。可愛いレオタードや、観に行ったバレエの公演のお話などで盛り上がり、和気あいあいとバレエを楽しんでいます。

ときどき、中学2年生の長女のクラスと一緒にレッスンを受けることがあります。長女に「ママ、もう疲れたの？」なんて言われながら、私は若い子たちに追いつこうと頑張っております。

さて、そんな大人クラスは、子供たちとは違い、発表会に参加するかは希望制です。私と同じクラスの方は、ほとんど参加を希望しました。

出演する作品は、好きなバリエーション(舞台の真ん中で、一人で踊る事)か、グラン・パ・ド・ドゥ（男性と2人で踊ること）かを選ぶことができます。

グラン・パ・ド・ドゥは、踊っている時間が長く、男性に体を持ち上げてもらったりするので、とっても体力を使います。私は産後にバレエ復帰してから1年も経っておらず、グラン・パ・ド・ドゥを最後まで踊り切れる自信はなかったので、バリエーションを2つ踊ることにしました。

扇子を持って華やかに踊るバリエーションと、大人の魅力を引き出してカッコよく踊るバリエーション。どちらも、子供の頃には踊ったことのない、初挑戦のものです。バレエの動画で見て、舞台で踊っている姿をイメージしながら、ワクワクする自分がいました。

踊りの練習は、レッスンの後に月に2回ずつ行いました。
いざ練習を始めると、1曲2分ほどのバリエーションを1つ踊るのが精一杯の状態。やはり、歳と子供を6人出産した後だからでしょうか。子供のころは、何回踊っても、こんなに疲れなかったのに・・・。

ふと鏡を見ると、イメージしているバレリーナの姿とは大違い。そして気づいてしまったのです。体型が全然違うことに・・・。

発表会本番までのおよそ５か月間は、とにかく自分との闘いでした。
体力の無さと自分の体型にショックを受けた私は、レッスン以外にも、筋トレとダイエットを頑張ることにしました。気が付いたら、横で一緒に筋トレをしている４歳の三女。彼女も頑張っています。

そして、おやつを食べる我が子たちを横目にお水を飲む日々。あぁ、食べても太らない子供たちが羨ましい！

また、レッスンがない日も、頭の中で踊るバリエーションの曲を流し、イメージトレーニングをしていました。家の少し空いているスペースで、できないところを先生のアドバイスを思い出しながら、練習してみたり・・・。

次第に努力が報われてきたのか、３，４か月ほどすると、１曲で精一杯だったのが２曲踊れるようになり、できなかったものができるようになってきました。コツをつかんでくるとできるようになり、嬉しくなりますね。

それは、子供たちも同じです。「今日は２回転できたよ！」とか、嬉しそうに教えてくれます。それがどんなにすごいことか、一緒にバレエをやっていてわかるので、「できた！」が共感できて、なおさら嬉しいですね！

そうして、私も子供たちも練習を重ねていくうち、あっという間に本番１か月前。 ここからは、本番まで大忙し！
練習が多くなってくるのはもちろん、発表会の本格的な準備をしていきます。次回は、その怒涛の残り1か月間のことを書いていきますね。お楽しみに！