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ロンドンバレエ生活体験記Part7♪

バレエコラム 子供のバレエ 2022.08.23

こんにちは。
イーバレリーナバレエスタッフのMikaと申します。

今回は、夏休みのサマープログラムについて、お話しをさせて頂きます。

イギリスの学校の夏休みは、日本とほぼ一緒の時期にあり、7月下旬から9月上旬ごろになります。

バレエ学校も同じで、そのため、毎年7月に1年間の成果を発表する、学校公演が開催されます。

ですが、日本は新学年が4月からスタートするのに対し、イギリスは9月から新学年がスタートするので、夏休みは学年終了後の休みとなり、基本的に学校の宿題はありません。
ですから、子供達にとっては、開放感あふれる夏休みとなります。(笑)

そして驚いたことに、イギリスでは、習い事も学校の長期休暇に合わせて、ほぼ同様の期間、お休みになります。

有名なバレリーナの名言で、「バレエの稽古は1日休んだら自分がわかり、3日休んだら観客に悟られる」と聞いたことがありますが、趣味とはいえ、2か月もバレエのレッスンをお休みすることに、違和感がありました。

学校も宿題も、習い事もない夏休み。
子供達は、一体何をして過ごせばよいのだろうか?と、悶々としていた時に、娘が通っているバレエ教室で「サマープログラム」が開催されると聞きました。

イギリスでは、夏休みの間、色々なところでサマープログラムが実施されているようで、利用者も多いとのこと。
調べてみると、その種類は多岐に渡り、スポーツや、語学、音楽に、アート製作など、あらゆるプログラムがあり、未経験でも気軽に参加できるものばかりでした。

これらのサマープログラムは、民間の団体が休暇中の学校を借りて、開催しているものが多く、各プログラムにつき、3~7日間程度、指定の場所に通って参加するのが主流のようです。

そんなわけで、我が家は子供を、バレエ教室主催の「サマーバレエプログラム」なるものに参加させました。
期間は5日間で、朝9:00から15:30ごろまでの間、いつものお教室で過ごすプログラムでした。

毎日、お昼を持たせる必要がありましたが、日本の様に彩りに気遣い、見栄えよくお弁当箱に詰める必要はないので、全く苦にはなりませんでした。
イギリスでは、サンドウィッチや野菜スティック、プロセスチーズ等を別々のジップロックにいれて、お昼として持ってくる子が多かったです。

参加者は、小学校の低学年から高学年までの15名程でした。
みんなで、毎日、ほぼ同じことをした様です。
娘の話では、バレエのレッスンは1日に1、2時間程度で、他の時間はバレエにちなんだ工作やゲーム等をして、楽しく過ごしたとのこと。

また、このプログラムの最終日には、この期間に先生が振り付けてくれた作品の発表がありました。
バレエの向上というよりは、お教室のお友達と、たくさんの時間を過ごせたことに、意義を見出せたプログラムだったと思います。(笑)

そして、イギリスの名門と呼ばれる各バレエ学校でも、サマープログラムを実施しています。

こ休暇中のバレエ学校の校舎で、1週間~4週間程度の期間、バレエ学校の生徒を指導している先生たちからバレエのレッスンを受けられるようです。
毎年、夏休みを利用して、世界各国から、バレエダンサーを夢見る子供達が参加しており、日本からも、もちろんエントリー可能です。

名門バレエスクールともなると、サマープログラムに参加するには、オーディションが必要です。
しかし、正規留学よりは、ハードルは低く設定されているようです。

興味のあるお子様は、どんどんチャレンジして、世界を広げて欲しいですね。


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