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バレエQ&Aコーナー51 後編【つま先をきれいに伸ばす方法】

バレエスキルアップ レッスン バレエと体 バレエのトレーニング 2024.10.28

皆さん、こんにちは!
イーバレリーナスタッフのErikaです。

バレエQ&Aコーナーでは、皆さんからの質問を共有しながら、皆で一緒にバレエに対する理解を深めていく、参加型コミュニティのコーナーです♪


Q. つま先をきれいに伸ばす方法  

こんにちは。
中2のポムポムリンゴです。

踊っていていつも先生に「つま先を伸ばして!」と言われます。
しっかり力を入れて伸ばしていても言われます。
特にトウシューズの時はトウシューズが固いので指に力を入れていても、伸ばしたように見えません。

つま先をきれいに見せるにはどのようにしたらいいのでしょうか。

ポムポムリンゴ様より


今週はスタッフから回答させていただきたいと思います。
お役にたてると嬉しいです(*^^*)


A. 回答メッセージ 

ご質問いただきありがとうございます。

つま先が綺麗に伸ばして見えるのは甲の高さ、つま先のアーチが関係します。
生まれつき甲の高さには個人差がありますが、ストレッチバンドなどを使って毎日トレーニングをして、アーチのある綺麗な足先にすることはできます。

床に座って足を前か横に出しつま先を伸ばした時にできるだけつま先を床に近づけるように訓練していきます。
無理にぐっとつま先を押したり体重をかけると筋を痛めてしまうので、毎日少しずつ時間をかけて綺麗なつま先を作っていくようにしましょう。

また、足の裏、膝から下の筋肉をほぐすこともつま先を伸ばすために大切です。
レッスン前にふくらはぎを揉んだり、足首をくるくる回してストレッチをしましょう。
土踏まずを手の親指で押したり足の先と足の真ん中(土踏まずのあたり)を左右の手で持ち雑巾を絞るようにねじってマッサージをするなど、足をたくさん触ってほぐしていきます。
テニスボール、ゴルフボールを足の裏でゴロゴロ転がしても気持ちいいです。

この準備運動をするとタンジュ(※)などのときに足の指先にまで神経が行き届いて丁寧に使え、丁寧に使えている感覚が分かってくると「指先を伸ばしたつもり」ではなく確実に「伸びている」状態がわかってきます。
また、血行が良くなり足がポカポカしてくるのでこれからの寒い時期、怪我もしにくくなりますし、つりにくくなります。

つま先を伸ばして!といわれるとぐっと指に力を入れがちですが、シューズの中で指がグーのように指が丸まってしまわない様、指自体には力を入れず、まっすぐ遠くへ伸ばすイメージをして、アキレス腱にも力が入って固くならない様に注意しましょう。
トウシューズも堅いので指の力で伸ばすのではなく足全体でつま先までまっすぐにするイメージで伸ばしましょう。

伸ばし方のイメージを変えることは日々の訓練です。
当店の足先のトレーニンググッズも是非ご覧ください。
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※タンジュ:脚を前、横または後ろに爪先だけが床に着いている状態に伸ばす

スタッフE





いかがだったでしょうか?
ご参考にしていただけたら嬉しいです。

来週は Q&A【先生への謝礼について】の皆さまからの回答発表です!
お楽しみに♪




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